ビジュアルシンキングのサイトで公開した新着コンテンツを、セルフライナーノーツで紹介します。
グリーンな生活で得点王を目指せ
プレミアリーグで目下、優勝争いを繰り広げるアーセナル。その一方で、サポーターにグリーンな行動を促す大会「グリーン・グーナーズ・カップ」を開催しています。
「ビーガン食を食べる」「車をやめて徒歩や自転車、公共交通機関を使う」「リサイクル素材の製品を買う」などのグリーンな行動をとると、それがグリーン・ゴールとしてカウントされ、たくさんゴールした人はボックス席での試合観戦やトレーニング・センター・ツアー、サイン入りユニフォームといった賞品がもらえます。
この企画は、グローバル・リサイクル・デー(3月18日)に合わせてスタートし、4月9日まで行われました。
その際、コラボレーション・パートナーとなって企画に協力したのが、ボール社です。ボールと言っても、サッカーに関連する事業をしている会社ではなく、創業者の名前がボールさん。
1880年創業のボール社は、その長い歴史の中で、有名なガラス瓶「メイソンジャー」の製造で知られています。
スミソニアン博物館のウェブマガジン『スミソニアン・マガジン』の記事によれば、メイソンジャーは、もともとジョン・ランディス・メイソン氏が発明したものでしたが、1879年に特許が切れたため、様々な会社が製造するようになり、ボール社もその一つでした。
そんなボール社ですが、ガラス瓶の事業は1996年に売却して撤退。現在は、飲料缶などアルミ・パッケージ製品に力を入れていきます。2019年からはアルミ・カップの製造をスタートし、使い捨てプラスチック・カップに対するオルタナティヴとして打ち出しています。
アルミ・カップは、プラスチック・カップと比べて丈夫で、リサイクルもしやすいため、サステナビリティに取り組むスタジアムやイベント会場での採用が期待できます。アルミ製ということで冷やした飲み物にぴったりなのもポイント。
そんなことからアーセナルもボール社とコラボし、「グリーン・グーナーズ・カップ」では、アーセナルデザインのアルミカップを賞品として提供しています。
では、アーセナル、ボール社による「グリーン・グーナーズ・カップ」とはどんな取り組みなのか。もう少し細かく記事で見ていきましょう。
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