vol.37:日本のEVシェアに驚く
🙃どう過ごしてる?
近況:🍿
映画館で『シビル・ウォー アメリカ最後の日』を観てきました。監督は、むかし観て好きだったSF映画『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランドさん。
『エクス・マキナ』では、近未来を舞台にAIと人間の心理戦を描いていましたが、『シビル・ウォー』の舞台は現代アメリカ。
独裁的な大統領に対し、反旗を翻す州が現れ、内戦状態になったアメリカを舞台に、ジャーナリストたちの危険な戦場取材の旅を通じて、アメリカにいま起きている問題を問います。
監督の父親は風刺漫画家で、家にはジャーナリストが多く出入りしていたそう。そうした背景もあり、『シビル・ウォー』は「ジャーナリズム」がテーマ。
WIREDのインタビューで彼は、「難しい答えではなく、簡潔明瞭な答えを欲しがる」風潮や、「白黒つけたがるSNS上の潮流も相まって、いまの世の中は善悪を簡単に識別できる童話のような話を求めている」一方で、今作ではそうしたくなかったと話しています。そして、「単純な答えはない」「すぐに結論を出すことはできない」ということを提示する作品だと語っています。
『シビル・ウォー』を観た後で、『エクス・マキナ』を観なおしたのですが、10年前の作品ながら、AIをめぐる状況が大きく変わった今でも古さを感じず、そこにもインタビューで話していたような割り切れなさを感じました。
それで、まだ観れていない同監督の『アナイアレイション -全滅領域-』や『MEN 同じ顔の男たち』も観たくなりました。
📮新着コンテンツ
ESGアワードを受賞したサッカークラブ
日本代表の遠藤航選手が所属するリヴァプールが、「サステナブル・マガジン」主催の「The Global Sustainability & ESG Awards 2024」のESG部門を受賞しているのを見つけました。
このアワードは、サッカー界だけのものではなく、あらゆる業界が対象で、さまざまな企業を抑えての受賞。どんな点が評価されたのか、主なところをまとめました。
インフォグラフィックとしてではなく、イラストメモ(スケッチノート、ビジュアルノートと呼んだりします)としてのまとめ方で、自由度高くレイアウトできて、これはこれで好きな表現です。
リヴァプールのチームカラーの赤をキーカラーにし、あとは赤の印象が薄まらない程度に他の色をちょこちょこ使いました。
日本は3.6%…新車の電気自動車比率
車を運転しない上、車に興味がないので、なんとなく日本で電気自動車が広がっていないとは知っていたけど、これほどとは思いませんでした。
国際エネルギー機関(IEA)が発表しているデータによれば、日本の新車販売のうち、電気自動車(プラグインハイブリッド車を含む)は3.6%。それに対して、北欧の国々や中国が高いことを知りました。
デザインではまず、信号を使おうということを最初に決めて、そこから横棒グラフを道路で表現する発想が生まれました。
道路の表現は、細かく試行錯誤していて、車なしで道路に波線を描いたバージョン、上から見た車を描いたバージョンを試したものの、道路だということがうまく伝えられそうになかったため、車を横向きにして、さらに道路を細くすることで車やデータが目に入ってくるようになったので、最終的にこの表現に落ち着きました。
📚VISUALTHINKING発の本
インフォグラフィック制作ガイド
これからインフォグラフィックを使おう、作ろうという人にとってのガイドブックです。「インフォグラフィックとは」の定義から、制作プロセスまで、一冊にまとめました。